マネトラ

これからのお金と仕事と転職について

仕事・転職

なんでも口出してくる!ワンマン社長がうざい職場の対処法

更新日:

「納期直前に社長の気まぐれで最初からやりなおし…」
「社長の思い込みで仕事の方向性がコロコロ変わる…」

ワンマン社長がいる会社ではこのようなことが日常茶飯事です。本人は軽い気持ちで言っているのかもしれませんが、現場の人間からすれば大パニックです。

納期前などにこんなことになれば数日間は徹夜決定です。そんな現場が残業強いられている状況でもワンマン社長は帰りたいときに帰ります。

もう勘弁してくれと思う毎日

実は僕もワンマン社長のいる会社で働いていたことがあります。その会社は40人位の規模の職場でしたが、社長が絶対権力者であり、誰1人と逆らうことは出来ませんでした。

僕はWEBデザイナーとして働いていましたが、できあがりかけたデザインを社長のきまぐれの一声で最初からやり直しにさせられた事が何度もあります。

僕とクライアントは何度もお会いし、ヒアリングもした上でのデザインなのに、何も知らない社長がパッと見て「これなんか違うな~ちょっと直してよ」と言ってきた時は腹が立つのを通り越して、心から呆れました。

もちろん何度も反論しましたが、社長の決断は何を言っても変わらず、周りの上司や同僚に相談しても「しょうがないよ…」という感じでした。会社自体がそういうことに慣れきっていたんです。

会社の雰囲気も最悪で、本当に会社を良くしようとした人は給料が上がらないのに、気に入られるようなことばっかり言っているイエスマンばかりが出世していくような状態でした。

僕はこのままこの会社にいても成長できないし、何より精神的にかなりきつかったので転職という道を選びました。結果的にはそれがうまくいき、良い雰囲気の職場で働くことが出来ました。

そこではデザインをわからない人は変な口出しをするようなことはなく、しっかりとリスペクトをされながら働くことができるようになりました。

もしあのままあそこで働いていたら、精神を病み、それが続いたらうつ病とかになっていたのではないかと思います。

ワンマン社長に多くの人が悩んでいる

ワンマン社長というのは、「全ての業務に対して圧倒的な権限を持っている社長」のことで、まるでどこかの国の独裁者のような存在の社長のことを指します。

ワンマン社長は中小企業のように、社員の人数が少なく社長1人もしくは一族で初めたような会社に多い傾向があります。

データによると、日本の会社の99.7%が中小企業です。中小企業の方が圧倒的に多いのですが、この中のほとんどがワンマン社長でしょう。ワンマン社長というのは、珍しいことではなくて日本ではむしろ大半がそういう会社であると言えます。

ワンマン社長は意思決定者が自ら先頭に立って陣頭指揮をし、リーダーシップを発揮するという意味では、会社の意思決定がはやくなり、問題もスピーディに解決できるというメリットもあります。

ですが権力を持ちすぎたがゆえに、現場の人間の気持ちをないがしろにしたり、専門分野でもないのに口出ししたりして現場を混乱させるというデメリットもよく起こします。

こういう悪い意味でのワンマン社長のもとでは実に多くの人が悩んでいます。

悪いワンマン社長の特徴

悪いワンマン社長のよくある特徴を挙げていきます。あなたの会社の社長はどちらに当てはまるでしょうか。

周りをイエスマンで固める

ワンマン社長は自分の言うことを聞く人間を周りに置きたがります。自分が絶対的に正しいと思っているため、意見をしっかりと言えるような人間はたとえ優秀であっても出世できないことが多いです。

はたから見ればみれば明らかにゴマをすっているだけの有能とは言えない人間も、気に入られることが出来れば、どんどん出世していくことが出来ます。

会社の上層部にはどんどんイエスマンばかりになっていき、本当に正しいと思うことができなくなっていきます

若い優秀な人間ほど、そんな環境が馬鹿らしくなって別の会社に転職していき、ごますりがうまい人ばかりが残るので、社長に逆らう人は皆無となり、ますますワンマン化が進んでいきます。

自分の意見が一番正しいと思っている

自分の力で起業しここまで経営してきたという自信がある人が多く、それまでの自分の決断や方針に絶対的な自信を持っています。

ですので、自分の意見と違う意見や指摘を取り入れることはなく、自分の決断を押し通すことがほとんどです。ミーティングで、様々な選択肢を提案しても、社長の考えと違っていたら聞く耳を持ちません。

自分の考えがあるのは悪いことではないでのですが、会社を1人でやっているわけではないので、なぜその選択肢にしたのか説明してくれなければ納得することが出来ません。

また、今ままではそのような社長の決断でうまくいっていたのかもしれませんが、環境の変化が早い今の時代に、直感に頼った決断では近い将来経営に行き詰まるのは目に見えています。

もとより、自分たち社員が必死で考えたものを、社長の気分という理由で却下されたり変更させられたりするのでは、バカバカしくて必死で働こうという意欲が失われても不思議ではありません

今の若い人たちは優秀です。そういう人達の能力に気づかず、意見をないがしろにしているのはもったいないことです。

主張がころころ変わる

ビジネスマンの意見というのは気分や好き嫌いではなく、メリット・デメリットを比較した上で、より利益につながる選択をした上での意見ですが、ワンマン社長にとっては気分や直感で主張をします。

ワンマン社長の会社では、決めごとは民主的な合意に基づいた方法ではなく、社長が言ったことが会社の決断になります。

つまり、重要な決断も社長1人のその日の気分で決まっていることが多いので、前の会議で決まったことが次の会議では覆されるということが多々あります

決定したことをもとに進めていたプロジェクトなのに、途中で急に全てぶち壊しにするような決定がをしてきたりします。

「前と言ってたことが違います!」

と言ったところで社長は絶対です。今までやってきたことは全て無駄になります。

すでに現場は動いているのに、気分が変わるたびにころころ主張をを変えられたのでは現場は人間は無駄な仕事をしていたことになります。

時には撤退するという決断があるのは仕方がないことだと思いますが、何度も続くようだと、「どうせまた無駄になるんだろ…」という気持ちになり、モチベーションは最悪です。

自分の好き嫌いで、評価・人事が決まる

人事や評価においても、ワンマン社長は口出してきますし、当然社長の意見は絶対になります。人事部というものがあったとしても最後は社長が確認をするので、自分が気に入らないものであればどんどん変えていきます。

評価の基準や方向性もワンマン社長のなかでは決まっていないことが多いです。

「あいつはよく残業をしているからいい」とか「あいつはお盆に休みをとってからだめ」とかその程度のものが多い傾向にあります

仕事の内容やクオリティなどは社長は覚えいていないため、どうしても印象での評価になってしまいます。

「だったら人事部に任せて口を出すなよ」というのが現場の意見ですが、なんでも自分の思い通りにならなければならないので、任せておくことが出来ません。

こうなると優秀な人というより、社長に気に入られてる人が評価されていくことになるので、一生懸命頑張っているのに評価されない優秀な人たちは、馬鹿らしなってどんどん辞めていきます。

社員を奴隷かなんかだと思っている

会社を起こした社長というのは自分の会社の利益を第一に考えています。それはそれで当然なのですが、問題なのは社員をそのための道具と思っている傾向がある人が多いということです。

利益を上げるためには、経費をいかに安く抑えるかということを考えます。企業において非常に大きい経費は「人件費」です。

そうすると、人件費を抑えるために、いかに安く働かせるかということばかりを考えるようになっていきます。

サービス残業や休日出勤を当たり前のようにさせたり、昇給はあっても数千円といった風に、自分の会社の利益を上げるためには手段を選びません

社員は人間であることを忘れてしまったんでしょうか。まるで「自分がやとってやってるんだぞ!代わりは他にいくらでもいる」と言わんばかりの態度ですね。

社員の幸せを経営方針で掲げている会社は多いですが、本当に社員の幸せを考えてればこの様な扱いはしないはずです。

ワンマン社長の対処法

ワンマン社長に反撃しようと思っているもいるかも知れませんが、残念ながらかなり難しいです。相手が相手だけに、下手をすれば首に追い込まれることも有りえます。独裁者だけに攻撃を仕掛けることはかなり無謀な賭けといえるでしょう。

「俺の会社だ!嫌なら働くなと」言われたらそれまです。

ではどのように対処していけば良いでしょうか。

割り切ってイエスマンを装う

イエスマンを装おうのが一番ラクな道です。理不尽な要求は続くでしょうが、イエスマンで入れさえすれば、出世も出来ますし給与も上がります。

お金のためと割り切ることがで出来れば、可能な選択肢の一つです。

ただし、イエスマンを装うのは長くその会社で働くためではありません。なるべく早くその会社を卒業することを目指しますが、それまでの期間を安定して給与をもらい続けるために、イエスマンになりきるのです。

なぜ卒業を目指すのかと言うと、ワンマン社長がいるような会社はこの先も経営していけるか非常に怪しいですし、あなた自身が「言われたとおりにやる」だけの人間になってしまえば成長が止まってしまうため、長く居るのはおすすめできないからです。

次のステップアップ先を見つけけるまでの繋ぎと考え、今の会社はその日がくるまでおとなしいふりをして給料をもらい続けましょう。

社長には出来ない分野で活躍する

社長がわからないような、特殊な専門分野で活躍できると理不尽な要求も少なくなりますし、こちらの提案も許可してもらいやすくなります。

社長は基本的には何でも口を挟みたがりますが、知識としては広く浅いですので、専門知識はなく自分より詳しいその道のプロといわれる人には、一目置くようになります。

そういう人材になれれば、社長の態度もかなり変わってくることが多いです。知識がなければ反論しようがなく受け入れるしか無いですからね。

また、そういう人は替えが効かない人材ということで、どこの会社にいって食いっぱぐれる事はありません。

今の会社に頼らなくても生きていけるようになるので、別に社長ともめて首になってもいいやという心のゆとりが生まれます。

システムの専門的な知識や、マーケティングの分析などがおすすめです。

転職しよう

ワンマン社長のもとで働くと、自分の心も体も壊してしまう可能性があります。実際僕も精神的に苦痛を感じていました。

世の中には着いていこうと思える社長や、ワンマンではなくしっかりとした承認制度が整っている会社がいくつもあります。

ワンマン社長をどうにかしようと思うのではなく、転職をして違う社長のもとで働くことを選んだほうが、良い結果を生みやすいと言えるでしょう。

早めにサイトに登録だけでもしておく

「いますぐに転職は…」

と考える方もいると思いますが、なるべく早い段階で転職サイトに登録だけでもしておくほうが良いです。転職するかしないか決まっていなくても転職サイトに登録しておいた方が良いことがたくさんあります。例えば

  • 自分の市場価値を知ることができ、自信がもてる
  • いざ、転職となったときのイメージが掴める
  • 転職出来るという気持ちから、今の仕事に対して余裕がもてる

などです。

ちなみに「仕事を辞めてから転職活動を始めればいいや」という考えはかなり危険なので辞めておくべきです。給与のない期間は自分を想像以上に焦らせ、中途半端な転職先になってしまいます。

余裕のない状態での判断はだいたいうまく行きません。「仕事をしながら転職活動も同時に行う」というスタンスが一番賢いといえるでしょう。

ワンマン社長の見抜き方

ワンマン社長が居るような会社は仕事量が多く、納期も短いため常に現場が緊張しています。失敗を許すような性格でもないので、いつ怒られるのではないかと雰囲気がピリピリしているという特徴があります。

また、ワンマン社長のやり方がバカバカしくてついていけないという人もかなりの数います。常に退職者がいるような状況なので、離職率も高い傾向があります。

求人情報だけでは見つからなくても

とはいえ、そんな職場を求人情報などだけでは探すのは難しいですよね。ここは大丈夫だろうと思った大手企業でもいざ入社してみたら最悪だったということもあります。

仕事しながらそういう職場を探すには、転職先の内情をよく知る「転職エージェント」というサービスを使うのがいい方法です。あとは知り合いがいる会社に転職するとか、少しでも内情をしっていることろに行くべきです。

転職エージェントとは、転職の相談や、求人紹介、面接の日時のセッティング、給与の交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスです。

自分1人の力では、転職先の昇給額や昇給の頻度などを知ることは出来ません。その点、転職エージェントであれば、しっかりとある程度の内情を知っているし、聞きたいことがあれば代わりに聞いてくれますので、入った後に後悔するようなことは少なくて済みます。

また、煩わしいアポを取ったり、転職先がブラックかどうか調べるなどの作業から開放されて、代わりに転職のプロがセッティングからサポートまで行ってくれます。非公開求人があったり、企業の内情に詳しかったりするので、あなたが望む仕事につける確率が大幅に上がります。

しかも転職エージェントの費用は、採用した企業が払う仕組みです。転職希望者は完全に無料で使うことが出来ます。無料なので、利用することにリスクはありません。どんどん使ったほうが良いでしょう。

いくつかサービスが有るのですが、基本的に超大手のリクルートエージェントマイナビエージェントに登録しておけば間違いありません。

IT系に行きたい人は、ITに特化したワークポートにも登録してみましょう。

定番の転職エージェント

まとめ

ワンマン社長のもとで働いているあなたには早く状況がよくなることを願っています。

有効な手段は転職くらいしか提案できませんが、一つだけ言えることは、世の中は今いるような会社ばかりではありません。みんなが笑顔で働いているような職場が実際にいくつもあるんです。

僕も転職して初めてそういう雰囲気の会社に入った時は、カルチャーショックを受けました。自分がいた会社が悪すぎたのですが、世の中にはこんな雰囲気の良い会社があるんだと感動しました。

僕の元同僚もほとんどが転職しましたが、口を揃えて「今まで何やってたんだ!もっと早く転職していればよかった」と言っているくらいです。

転職を今すぐするという決断はなかなかすることは出来ないと思います。ですが、そういう方であってもエージェントにまず登録して自分の行けるところを知ってもらいたいです。そうすることで理想的な未来が少し近づいたのが実感できるはずです。

よりよい職場で働けることを願っています。

-仕事・転職

Copyright© マネトラ , 2019 All Rights Reserved.