マネトラ

これからのお金と仕事と転職について

仕事・転職

正社員でボーナスが無いのは危険?早めの転職をおすすめします

更新日:

「面接ではボーナス出るって言っていたのに、実際に入ってみたら全然ボーナスが出ない…」
「入社して3年目になるのにボーナスが5万しかない!」

ボーナスきちんともらっていますか?

実はボーナスをもらっていない正社員は結構いて、全体の2割のサラリーマンはボーナスをもらっていないというデータがあります。

一方で大企業などはボーナスが給与5ヶ月分というのが相場だそうです。僕からすれば非常に羨ましい話です。

ボーナスが無いとなると、大きな収入がないので、かなり計画的にお金を使わないと生活するだけで精一杯になります。正月休みなどに旅行に行くことも難しくなり、家でおとなしくしてることが多くなります。

 

実は僕もボーナスがありませんでした

僕が20代~30代の時に務めいていた、ウェブ制作会社もボーナスや残業代が一切出ない会社でした。

当時未経験でウェブの世界へ飛び込んだので、自分が入れただけでもありがたいという気持ちで、特に損をしているとは思っていませんでした。

それどころか、30歳くらいで月収35万程もらっていましたし、残業もほとんどしなくなっていたので、むしろ

「恵まれている方なのかな?」

くらいに思っていました。

別の会社に行った知人と給与の話をしたときも、月30万程度と言っていたので、「勝った!」と内心思っていました。

ところが、よくよく話を聞いてみると、月収は30万だけど、ボーナスが年2回、合計100万位出るので年収にすると460万になると言うのです。

僕より低いどころか、僕の年収より40万も高い金額でした。月3万3千円程度僕より高い計算です。

その日は自分がどれだけ低い年収で働かせていたのかを初めて知り、それをいままで気づかなかったことにショックを受けたのを覚えています。

ボーナスがない人は、1.3倍の月収が必要

月収が高くても、ボーナスが低ければトータルの年収では低いことになります。僕はボーナスがない会社でずっと働いていたため、友人と給与の話をする時は月収のことばかりで年収のことは考えていませんでした。

今まで自分の方が給与が高いと思っていた人のほとんどが、ボーナスを考慮すると僕より年収が高かったのです。

正社員でボーナスがない場合、月収が相当高くなければ年収で負けてしまいます。

計算してみると、ボーナスがない人の場合、ボーナスがある人ので月収の1.3倍以上もらえてようやく、年収で同じくらいになります。(※ボーナス支給額が基本給4ヶ月分とした場合)

相手が月収30万+ボーナスなら、自分はの1.3倍の39万くらいはもらっていなければいけない計算になります。

30代で月収39万というのは今の景気でもらえる方が珍しいのではないでしょうか?そう考えると、ボーナス無しの会社の殆どはボーナス有りの会社より年収が低いだろうと予想できます。

みんなの平均額!どれくらいボーナスがもらっているのか?

日本全体のボーナスの支給率はどれくらいになっているのでしょうか。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 平成29年9月分結果速報等(※1)」によると、81.7%の人がボーナスをもらっており平均額は366,502円ということでした。(※1)https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/29/2909p/2909p.html

基本的に年に2回もらえるので、1年で平均72万円程度もらえるという計算になります。

逆に2割の会社ではボーナスの支給がありません。5人に1人はボーナス無しのサラリーマンということになります。

ちなみに平均額だと、36万円となっていますが、これは中小企業なども入れた数値です。大企業であれば基本給の2,5ヶ月分くらいが相場になりますので、月収30万とすると75万円のボーナスが年に2回もらえる計算になります。

ボーナスの役割とは

「わざわざボーナスにしないで月収あげてくれればいいんじゃないの?」

と思う方もいるかも知れませんが、ボーナスには会社側の都合が大きく関係しているため、そうもいかないのです。

日本の労働基準法の関係で、一度上げてしまった基本給はそう簡単に下げることは出来ません

業績がいいからといって社員の基本給をドカッとあげてしまうと、逆に業績が悪くなってしまった時に、給与を下げることが出来ず、会社の経営が厳しくなってしまいます。

一方ボーナスであれば、会社側が自由に額を決めることが出来ます。

ですので、基本給をあげることは難しいけれども、普段の頑張りをたたえる会社側の行為として「ボーナス」という制度はもってこいなのですね。

ほとんどの会社では基本給では差をあまりつけずに、ボーナスの額で差をつけるように調整しているのです。

なぜボーナスが出ない会社があるのか

8割の会社がボーナスを出している一方、ボーナスを出さない2割の会社はどんな理由があるのでしょうか。

業績が悪い中小企業だから

ボーナスが出ないのは業績が思わしくなく、ボーナスを出す余裕がないことが主な原因です。

中小企業は大企業と違い、経営地盤が弱く資金繰りが厳しい事が多い傾向にあります。そういったところはボーナスが全く出なかったり、出たとしても5万円レベルだったりすることが多いです。

慣れてくると「もらえるだけマシ…」と思うようになってしまうかもしれませんが、ボーナスを出したくても出せない状態が長く続いているような会社は、残念ながらこの先も劇的に変わる可能性は低いので、出来るだけはやめに転職するのがおすすめです。

月収に上乗せする方針

ボーナスを出さない代わりに別の形で労働者に還元する方針の会社もあります。

基本給をバンバン上げてくれたり、成果報酬という形で毎月利益を還元してくれるような会社です。

ベンチャー企業にそういった方針の会社が多く、急激に成長していくタイミングであれば、毎月ボーナスくらいの金額を貰えるようなところもあります。

企業がある程度成長し、社員が増えていくと、ボーナス制に切り替わっていく傾向にありますが、しっかりと計算してボーナス有りの年収より高いのであれば、良い待遇と言えるのでそのような職場はそのまま続けていくのが良いでしょう。

正社員でボーナスが出ない場合の対応法

ボーナスがなくても違法ではないので、会社は悪くない

ボーナスは労働基準法では一切触れられていないので、ボーナスを出すか出さないかは会社の自由です。

例外としては、会社との契約でボーナスが貰えることになっているのに、急に出なくなってしまった場合は契約違反となりますが、その様なケースはあまりないでしょう。

残念ながらボーナスが全く出なくても違法性はありませんので、ボーナスの出ない会社には何を言っても変わることはありません。そんな会社を選んでしまった自分を責めるしかないのです。

会社は変えられないなら自分を変えよう

会社を変えることは難しいですが、自分を変えることは出来ます。

今の会社で改革を起こしてボーナスをゲットしようとするよりも、ボーナスの出る会社に転職することを考えましょう。今の会社でスキルや経験を身につけ、早い段階でしっかりとした会社へ転職するのです。

会社の業績をあげようと努力しても一人の力では変えることは難しいでしょう。業種によってはどんなにに頑張っても無理な場合もあります。それよりもボーナスを支給している会社に転職したほうがよっぽど早くて確実です。

転職こそがボーナスが出ない会社で悩んでいる人が取るべき、最も確実で最も効果的な対応法と言えます。

早めの転職活動が吉

「転職も含めてこれらどうするか、いろいろ考えているけれど答えが出ない…」

転職という大きな決断を前にすると、どの答えが正しいのかわからなくて迷ってしまいますよね。

僕も同じように悩んだことがあります。

やはりなかなか答えが出せず、結果的に7年間もボーナスのでない会社に居ることになりました。

転職活動を始めたころは30代半ばでしたので、びっくりするほど就職先が見つからず、「もっと早くに決断したらよかった!」と心から後悔しました。

あと3年早く決断できていたら、と今でも思います

そんな風にならないためにも、迷っているなら今すぐ転職先を探し始めるべきです。「答え」は、僕が7年間でなかったように、今の状況で頭で考えていても出ることはないでしょう。

まずは行動すること

転職先を探し始めて、自分が行ける会社やもらえる給与が見えてくると、自分の状況が見えてきて、どうするべきかが見えてくるものです。

またそういう風に動いていくことで、

  • 自分の市場価値を知ることができ、自信がもてる
  • 転職となったときのイメージが掴める
  • 転職出来るという気持ちから、今の仕事に対して余裕がもてる

といった気持ちも芽生えてきます。

ちなみに「仕事を辞めてから転職活動を始めればいいや」という考えはかなり危険なので辞めておくべきです。給与のない期間は自分を想像以上に焦らせ、中途半端な転職先になってしまいます。

余裕のない状態での判断はだいたいうまく行きません。「仕事をしながら転職活動も同時に行う」というスタンスが一番賢いといえるでしょう。

求人情報に騙されるな!月収ではなく年収を見極める

転職先で同じ様な会社に入ってしまわないように求人情報はしっかりと見極めましょう。

  • 未経験OK!月収35万~(臨時ボーナスあり。)
  • 月収27万スタート。(賞与年2回。平成28年度支給実績2ヶ月分✕2回)

このような求人があった場合、ついつい直感的に35万の方を選んでしまいがちですが、冷静に年収に注目して比べてみましょう。

1つ目の方の「臨時ボーナスあり。」は、高確率で出ません。このような書き方をしている会社は、なにかと条件をつけて出さないことが多いので、賞与実績を載せていない求人情報はまずでないと考えましょう。

そう考えると前者の年収は420万円ということになります。

一方、後者は実績が載っているので、ボーナスは4ヶ月分もらえると考えていいでしょう。そうするとボーナスは108万となるので年収432万となり、実際は後者のほうが年収は高くなります。

「月収35万」と「月収27万+ボーナス」では後者のほうが年収は高くなります

このことをしっかりと踏まえて、年収がどれくらいになるかで転職先を選ぶようにしましょう。

労働組合がある会社の方がよい

労働組合とは、職場環境の向上や賃上げ、ボーナス額の向上などの交渉を経営陣と行う集団のことです。労働者で結成され他集団で、個人ではハードルが高い企業側へ訴えを交渉してくれる心強い集団です。

会社としても労働組合と揉めたくはないので、労働組合のある会社のほうが、労働者の要求が通りやすいです。

労働組合がある会社のほうがボーナスがしっかりと支給される可能性は高くなりますし、残業手当や昇給もしっかりとしていく傾向があります

労働組合は義務ではないため会社によっては労働組合がない場合もありますので、求人情報を見る場合は、その会社に労働組合があるかないかを調べるようにしましょう。

「忙しくて転職先を探すヒマがない」という人へ

残業等があると、忙しくて転職先を見つける時間も無いという人もいますよね。

そういった場合は、転職のプロがあなたに変わって転職先をみつけてくれる「転職エージェント」というサービスを使うのがいい方法です。

転職エージェントとは、転職の相談や、求人紹介、面接の日時のセッティング、給与の交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスです。

自分1人の力では、転職先の昇給額や昇給の頻度などを知ることは出来ません。その点、転職エージェントであれば、しっかりとある程度の内情を知っているし、聞きたいことがあれば代わりに聞いてくれますので、入った後に後悔するようなことは少なくて済みます。

また、煩わしいアポを取ったり、転職先がブラックかどうか調べるなどの作業から開放されて、代わりに転職のプロがセッティングからサポートまで行ってくれます。非公開求人があったり、企業の内情に詳しかったりするので、あなたが望む仕事につける確率が大幅に上がります。

しかも転職エージェントの費用は、採用した企業が払う仕組みです。転職希望者は完全に無料で使うことが出来ます。無料なので、利用することにリスクはありません。どんどん使ったほうが良いでしょう。

いくつかサービスが有るのですが、基本的に超大手のリクルートエージェントマイナビエージェントに登録しておけば間違いありません。

IT系に行きたい人は、ITに特化したワークポートにも登録してみましょう。

定番の転職エージェント

まとめ

ボーナスが出なくて悩んでいるのなら、最も有効で確実な解決策は転職です。

とはいえすぐに会社を辞めてしまうのはおすすめしません。

転職エージェントなどを使って転職先を探しながら、転職に必要なスキルや経験が今の会社にいたほうが身につけられるのであれば、在籍を伸ばすのも立派な決断です。

いずれにしても、早めに動きだして自分の市場価値を知ることが大切です。何もしないで悩んでいても何年立っても答えはでないし、何年もたった後だと転職先が一気に減り、僕と同じように後悔してしまうでしょう。

ぜひ早めに動き始めるようにして下さい。少しでも良い会社にいけることを願っています。

-仕事・転職

Copyright© マネトラ , 2024 All Rights Reserved.