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「貯金少ない?」と不安なあなたへ!貯金を増やすための3つのコツ

更新日:

20代の平均貯金額は142万円だそうです。

これを聞いて

「えー!俺の貯金額少なくない…?」

と感じる方も多いのではないでしょうか。

あくまでも平均の貯金額なので、一部のお金持ちの人が大幅に平均額を押し上げている可能性は高いとしても、自分の感覚だと20代で100万以上貯金できる人は少ない印象です。

僕は今でこそ平均以上の貯金がありますが、20代の始めのころは貯金なんてゼロ、むしろ借金をしていたのでマイナスでした。

そんな僕だから今の若い人たちに伝えておきたいんですが、20代で貯金できないてないやつは40代になってもできません

貯金は収入の多いか少ないかという問題ではなく習慣の問題です。40代、50代でも貯金の習慣がない人は出来ません。

だからこそ早いうちから貯金をするという生活を身に付けたほうが良いです。貯金がないといつも金欠で身動きが取れなくなりますからね。

とは言ってもいきなり貯金をしようと思っても、無理をすると続かずに終わってしまいがち。ですので自分にも出来た貯金をする方法を伝授するので試してみてください。

消費者金融で借金をしていた会社員3年目

僕が就業3年目の時、貯金はゼロでした。むしろ収入よりも支出が多く、借金を少しずつ膨らまして生活をしているような、かなりやばい生活をしていました。

当時の給与は残業代がついて28万、手取り23万くらいでした。手取りが23万円だと、家賃や光熱費などの必要経費が10万円、食費が5万円くらいで、残り7万円くらいになります。

ここから飲みに行ったり、服を買ったり、髪を切ったりすると全く余りません。むしろ急な出費があると足りなくてお金を借りたりしていました。

消費者金融にも行ったことがあります。

その時は「給与が少ないから貯金ができないんだ。昇給したら貯金できる」と漠然と考えていました。

でもあると程度歳を重ねてわかりましたが、給与が上がっても、税金が上がったり結婚して出費が増えたりして、自由になるお金はそんなに増えません。

大事なことなのでもう一度言います。

給与が上がっても自由になるお金は増えません。

給与が少ないから貯金ができないと思ってるのは言い訳です。「貯金する気があるか・ないか」という意識の問題です。20代で貯金をする習慣がない人は、30代、40代になっても出来ていません。

だからこそ貯金を始めるなら早いほうがいいです。いつ失業になるかわからない時代です。貯金をして心に余裕のある人生にしましょう。

 

貯金の現実を知ろう

貯金をする前に現実を知りましょう。ちょっと耳が痛くなるような話かもしれませんが大切なことなので我慢して読んでください。

周りの人はどれくらい貯金しているのか?

友人とはなかなかしづらい貯金の話題。周りの人はどれくらい貯金をしているのかいまいちわかりづらいですよね。

金融広報中央委員会による「日本国民平均貯金額」を調べてみると、そこらへんの事情が見えてきます。

貯金額というか貯金を含めた金融資産の保有額(株とか土地とかも含む)になりますがご覧ください。

単身世帯の貯蓄額の平均

  • 20代…142万円
  • 30代…589万円
  • 40代…936万円
  • 50代…1342万円

参考:家計の金融行動に関する世論調査

どうでしょうか?思ったよりみんな貯金しているなーと思いませんか?

金持ちが何人か混ざると平均も跳ね上がるんで参考程度にするべきですが、僕はこれを知った時、25歳で貯金がゼロだったので、胃が痛くなるほど焦りました

そこで初めて必死で貯金する方法を考えたのを覚えています。

毎月給与の15%を貯金に回そう

我慢だけが人生ではありません。お金は使うためにあるんです。意味もなく我慢して貯める必要はありません。

「いくら貯金しておけば安心して使えるか?」を知って心置きなくお金を使いましょう。

生活レベルにもよるので一概には言えませんが貯金の目安額はこれくらいがいいと言われています。

  • 20代目標…月収6か月分
  • 30代目標…年収の1.5倍
  • 40代目標…年収の2倍

年収300万の場合は、20代で150万円、30代で450万円くらいの貯金があるといいよねという目安になります。失業してもある程度生きてる額ですね。

毎月給与の15%を貯金に回すと大体これくらい貯まるようです。

月収25万円なら、毎月3.75万円貯金する感じですね。まずはこの額を目標に始めましょう。

これくらいならできそうな気がしてきませんか?

「無理そう…」

と思った人も安心して下さい。これから紹介することを実践すれば結構何とかなるものです。

貯金と預金、貯蓄の違いって?

貯金と預金、貯蓄の違いが分かりますか?なんとなく同じような意味で使っていましたが意味があります。

  • 貯金…ゆうちょやJAバンクに預けたお金のこと
  • 預金…銀行や信用組合に預けたお金のこと
  • 貯蓄…金融資産の総称。貯金、預金に加えて、株式や土地なども含むことになります。

この記事ではすべて貯金で統一しております。

「実践しよう」貯金増やす3つの方法

貯金を増やすには、日々の生活習慣を変える必要があります。今までと同じ生活をしていたら今までと同じように貯金出来ない生活が続きます。

慣れるまできついかもしれないですが、習慣化するとそれが当たり前になります。大体28日間続けると習慣が定着すると言われているので。最初は我慢して続けてみてください。

無駄を省いて貯金をする

食事の見直し「14000円の節約」

仕事をしていればまず見直すべきなのが昼食です。東京のランチですと一食1000円前後になることも珍しくありません。これが月20日出金で20000円になります。これはかなり改善できます。

これを抑えるには自宅でお弁当を作ることでしょう。

お弁当を作れば一食300円くらいに収まります。弁当に時間をかけすぎると長続きしないので、前の晩飯を多く作って持ってくるなど工夫すると良いです。

2人分を作るイメージで料理するだけなので手間はほとんど変わりません。

どうしても時間がないよって人はコンビニでおにぎり2~3個にすると400円程度に抑えることができます。

それだけで1日で600円~700円の節約、1月にすると12000円~14000円の節約になります

僕の場合は、その浮いたお金と時間で、昼休みにジムに行っていました。ジム代が8000円でしたのでそれでも全然黒字です。

ぼーっとランチを食べて1000円払ってる人がいる間に、ジムに行って貯金まですることができます。

もちろん皆さんには貯金に回してほしいですが、ランチ代がいかに時間とお金を無駄に使っているかわかってもらえるのではないでしょうか

まずはランチ代を節約しましょう。300~400円が目安です。

通信費の見直し「11000円の節約」

これも馬鹿になりませんね。

僕の場合は毎月の通信費が16000円かかっていました。内訳は、家のインターネット料金が4000円、スマホ料金が12000円といったところです。

iphoneの割賦金が発生するので、高くついている部分があるのですが、これが終わったとしても、スマホだけで8000円くらいは毎月かかることになります。よく考えてみると高いですよね。

iphoneは割賦が終わると買い替えるイメージでしたが、これをsimフリーにして使い続ければ、月々12000円だったのが月1000円程度になります。これだけで11000円の節約になるんです。

考えてみれば電話はLINEでするし、家やカフェではwifiにつないでスマホを使うので、別に少しつながりにくい言われる格安SIMにしたって不都合はそんなにないんですよね。

格安SIMについては詳しく説明すると長くなるので、ググってみて下さい。その安さに驚くはず。

しかも生活の水準は全くといっていいほど変わりません。今までが無駄に高い金払い過ぎていたんですよね。

何も考えないと、高い金を払わされるのが資本主義社会の特徴なので気を付けなければいけません。すぐに格安SIMに変えるべきです。

嗜好品の見直し「24600円の節約」

嗜好品を見直しましょう。人によっては一番つらいところかもしれませんが、節約だけでなく健康にもつながるので一度思い切って見直してみるのをおすすします。

具体的にやめるべき嗜好品の候補は、タバコ、コーヒー、ジュース、お酒、ガム、おやつなどです。

当時の僕は、朝のカフェでの一服し、昼食後またカフェでの一服、仕事中はコンビニで買ったお茶を飲み、そして家では晩酌としてビール1本という生活をしていました。

ひとつひとつは安いので、贅沢をしているという感覚がないのが怖いところです。実際にいくら使っているかつけてみると、とんでもない額を使っていることに気が付きました。

  • 朝のカフェ…220円
  • 昼のカフェ…220円
  • お茶…140円
  • ビール…200円
  • たばこ…440円
  • 合計…1230円
  • 月(20日勤務)…24600円

つもりつもって25000円弱。「20日勤務」で計算しましたが、休日も飲んだり吸ったりしていいので、30000円くらい使っていたでしょう。

全く無駄なものに30000円。しかもタバコやコーヒー、お酒は健康的にもよくありません。

僕の場合はまず煙草をやめ、次にコーヒーをやめ、夜の日課のであった晩酌も辞めました。日中にお茶を買うことがありますが、それでも出費を1日1000円以上節約することに成功しています。

きついのは最初だけで慣れると全く苦痛はありません。むしろ精神的にも肉体的にもすっきりして絶好調です。

習慣を変えるのは最初大変です。ですが慣れるとそれが当たり前になってしまい全く苦痛を感じなくなります。

経験的にはすべての習慣をいきなり変えてしまうのは大きなストレスになるので、1つずつ変えていくのが良いでしょう。その際は一番効果が高いもの(僕の場合は中毒性の高いタバコ)をやめることで、自信がついてほかの物もやめやすくなります。

交通費を節約「14000円の節約」

これは人によっては出来ないのですが、僕は会社の通勤費を浮かせるために、自転車で通っていました。

会社によっては自転車通勤で来るなら交通費を出さないよっていうところや、自転車通勤自体がNGの会社、もしくは遠すぎて無理ってところもあると思うのでそういう場合はスルーしてください。

僕の場合は会社まで10km程度、交通費はもともと支給されないという会社でしたので、浮いたら浮いた分自分の利益でした。

当時の交通費が月16000円程度。これを自転車通勤に変えると駐輪代2000円程度で済みます。14000円の節約ですね。

しかも有酸素運動を毎日していることになるので、体がひきしまり、ストレスも解消できていたので良いことばかりです。

とはいえ難点もあります。それは、自転車をこいだ後は汗をかいて止まらなくなってしまうところです。そのままでは仕事に行けないレベルです。

ですので僕は24時間のジムのシャワーを借りていました。筋トレもできて月8000円程度なので全然黒字ですね。

いくら節約できたか

というわけで4つの項目を見直すと、結局いくら節約できるのでしょうか。

  • 食事見直し…12000円~14000円
  • 通信費…11000円
  • 嗜好品の見直し…24600円
  • 交通費…14000円
  • 合計…61600円~63600円

なんと60000円越え。交通費は削れない人もいるだろうし一概にこの額とは言えませんが、当時25万円の月収の僕はこれくらいの節約に成功しました。

難しいことは何一つしていません。生活を少し見直しただけです。3.75万円の貯金は余裕でできて、ジムにも行けて健康的な体作りにもつながりました。

収入を増やして貯金する

副業しよう

収入は増やしたいという場合は、副業がオススメです。今の時代、ネットを使った副業はたくさんありますよね。

クラウドソーシングでライターやデザインの仕事、ITエンジニアならプログラムの仕事、もしくはせどりや転売など数え上げればキリがありません。

僕の場合はアフィリエイトをやっていますが、根気がある方はそれもオススメです。いずれの副業も楽して儲かるという甘いものではありませんが、一生懸命やった場合、サラリーマンの給与をはるかに超えるポテンシャルがあります。

アフィリエイトの例でいえば、平日の仕事後や休日を使って記事を作成すれば、月100万稼ぐことは普通に可能です。情報もネットで収集できれば金を払う必要もありません。

副業が給与を超えて、サラリーマンを辞めた人も何人か知っています。そういう人たちを見ていると、とくに頭がいいとか優秀とかいうわけではありません。ただ毎日、毎日やり続けた人が稼いでいるだけです。

副業で5万くらい稼ぐくらいなら意外と簡単です。情報を集めてその通りに実践するだけで実現できるでしょう。全く当てがない人は下記のリストから興味があるものをやってみるのがいいでしょう。

  • せどり
  • 転売
  • アフィリエイトサイト
  • ブログ
  • クラウドソーシング

転職しよう

転職は最も効果的な方法の1つです。

というのも、節約や副業というのは、自分の本業がうまくいっていないとできないからです。

職場環境が悪くストレスが溜まれば節約生活を続けるのは精神的にきつくなってきます。また、残業が多い職場環境であれば、そもそも副業をすることが出来ませんよね。

そういった意味で、転職は給与の額も大事ですが、どんな仕事か?どんな環境なのか?ということが僕生活にも大きく影響してくるので、非常に大切なんですね。

もちろん給与額があがるのは非常に大切なポイントです。転職して年収100万あがるくらいは普通にあり得ます。100万アップするということは月83000円収入が増えることになります。これを丸々貯金していけたらすごいことになりますよね。

ただ逆に転職して給与が下がったり、やりがいのない業務が増えたりということもあり得ます。転職先はしっかりと吟味して探す必要があります。

とはいえ、実際に働きながら転職活動をするとなると、希望の転職条件を探すために毎日転職サイトを覗いたり、面接の日が仕事でいけなかったりと、時間的にも体力的にもハードルが高いのも事実。

僕は、3回ほど転職をしていますが、経験上、転職エージェントを使うのがおすすめです。

転職エージェントとは、転職の相談や、求人紹介、面接の日時のセッティング、給与の交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスです。

自分1人の力では、転職先の昇給額や昇給の頻度などを知ることは出来ません。その点、転職エージェントであれば、しっかりとある程度の内情を知っているし、聞きたいことがあれば代わりに聞いてくれますので、入った後に後悔するようなことは少なくて済みます。

また、煩わしいアポを取ったり、転職先がブラックかどうか調べるなどの作業から開放されて、代わりに転職のプロがセッティングからサポートまで行ってくれます。非公開求人があったり、企業の内情に詳しかったりするので、あなたが望む仕事につける確率が大幅に上がります。

しかも転職エージェントの費用は、採用した企業が払う仕組みです。転職希望者は完全に無料で使うことが出来ます。無料なので、利用することにリスクはありません。どんどん使ったほうが良いでしょう。

いくつかサービスが有るのですが、基本的に超大手のリクルートエージェントマイナビエージェントに登録しておけば間違いありません。

IT系に行きたい人は、ITに特化したワークポートにも登録してみましょう。

定番の転職エージェント

貯金が300万あったら何をしますか?

僕はサラリーマン時代、貯金ができないどころか、給与が足りなくて借金をしていました。お金が全てではないですが、金欠が続くと食事や生活レベルが落ち、肉体的にも精神的にもどんどん小さい人間になっていきます。

そんな自分を変えたくて、貯金する方法を調べ、生活態度を改めました。すると1年で約45万円貯金することができました。

2年目からは転職し年収も50万くらい上がり、副業も初めました。すると貯金額は70万ていどすることができるようになりました。

3年目になると副業で40万円程稼げるようになり、節約と合わせると、毎月15万くらい苦労せずに貯められました。

気が付くと3年間で300万近く貯まっていました

300万貯金があったら何がしたいですか?車を一括で買うことや、いい家に引っ越したりすることも出来るし、1年間くらいなら無職ですごせます。

もちろん将来のために使いませんでしたが、いざとなれば何でもできるというお金があるのとないのとでは、心の余裕が違ってきます。

これもそれも、残業が少なくストレスのない会社に転職できたからだと思います。

その前の会社は残業40時間程度とそんなに多くなかったんですがそれでも家に帰るとくたくた副業する気も起きなかったです。

そして習慣を変えたこと。ほんのちょっとの差ですよね。毎日収入と出費を気にして、少し引き締まった生活をしてるだけ。きづいたら300万が手元にあるんです。

一方、何も気にしないで生活してると。贅沢してるわけではないのにお金はないという人生が待ってます。けがをするなどして仕事ができなくなったらそれだけで詰んでしましいます。

一歩踏み出すことが大切

この記事を読んで少しでも現実を変えたいと思った人は、今日、何か最初の一歩を踏み出すことです。

小さくても1歩だけ何かを変えることで、ものごとは進んでいきます。最初の一歩を小さくても踏み出すことを今日の目標としてください。

副業を始めるための一歩はドメインをとることでもいいし、 どんな副業があるか調べることでもよいです。

転職なら、今すぐエージェントに登録しておくと良いでしょう。5分で終わる作業ですが、それだけで確かに昨日までとは違う明日になります。

踏み出して間違えたって次からもっとうまくやればいいだけです。恐れることはありません。一番ダメなのは変えなきゃと思っているだけで何もしないこと。そういう人は一生何も変わることはないでしょう。

毎日少しずつ行動していきましょう。大事なのは行動です。

この記事を読んでも行動するのは10%くらいの人でしょうか。もっといてほしいですが。

でも最初の一歩を今踏み出せば必ず明日は変わります。今日がその日になれば幸いです。良い人生のために良い貯金を。

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