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Google AdSenseの基本のおさらいと、最適な設置場所を知り収益アップを目指す

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Google AdSenseの基本用語

Adsenseは専門用語が多くて混乱してしまいますよね。これだけは覚えておくべき用語を簡単に解説します。

PRM

インプレッション収益とも呼ばれ、表示回数1000回あたりの見積もり収益額のことです。1000回表示された場合の収益の見積もりとも言えます。

計算方法:見積も収益額/ページビュー数×1000

CTR

Click Through Rateの略。クリック率のことです。

計算方法:クリック数/広告の表示回数

0.2%前後あればまずまずの水準とされています。0.2%の場合10,000ページビューあれば20クリック前後となります。

CPC

Cost Per Clickの略。クリック単価のことです。広告が一回表示された場合の料金になります。

eCPM

AdSenseにおいては前述のPRMと同じ。

AdSense の旧管理画面では eCPM という単語が使用されており、新しい管理画面では RPM という単語が使用されていますが、実際はこの 2 つの単語の意味に違いはありません。両方とも、広告表示 1,000 回あたりの推定収益額を表しています。

(引用:eCPM と RPM の意味について)

Google AdSenseの広告の種類

AdSenseには「広告ユニット」と「リンクユニット」の2つのタイプの広告があります。それぞれ1ページに3つずつ配置をすることが可能です。

設置はコードを取得し貼り付けることで、ページの関連性のある考えられる広告が自動的に表示されます。

広告ユニット

広告ユニットにはテキスト広告、ディスプレイ広告の2種類があり、両方のタイプの表示を許可することで競合率が高まり収益増加につながります。クリック率は微差ではあるが、テキスト広告の方が高いことが多いです。

サイズ選択式で10数種類の中から自分のさいとにあったタイプのものを選択しサイトに設置します。

googleが推奨しているサイズは以下になります。

レクタングル(中)(300×250)

レクタングル(大)(336×280)

ビッグバナー(728×90)

原寸大で表示

ワイド スカイスクレイパー(160×600)

(引用:ディスプレイ広告)

 

リンクユニット

テキストの広告です。設置したページに関連するトピックを表示します。これらがクリックされると広告専用のページヘ遷移し、そのなかのいずれかがクリックされると報酬となります。

少ないスペースで広告を表示することが可能です。

一例として、以下の様に標示されます。

(引用:リンク ユニット)

(おまけ)レスポンシブ広告ユニット(ベータ)

レスポンシブWEBデザインに対応し、多様化するデバイス・解像度に適したサイズの広告を表示することができます。

レスポンシブ広告ユニットを使用すると、さまざまなデバイスで広告以外のページの要素のレイアウトを制御しながら、それに合わせて広告のサイズを制御できます。

レスポンシブ広告ユニットについて

Google AdSenseおすすめ設置場所

 できるだけ目立つ場所に、できるだけ多く、できるだけ大きく

単純ですが、そういうことになります。デザインに特別なこだわりや制約が無い場合は、設置が可能なだけ広告を設置することが収益を最大化することになるでしょう。

広告を設置する場所は、やみくもに目立つ場所だけに設置するよりは、収益を上げやすいパターンが幾つか判明してきています。

①サイドレクタングル&記事下レクタングル&関連記事下レクタングル

記事サンプル

非常にオーソドックスですが、それだけCTRは優秀です。各レクタングルはより大きいサイズを設置したほうがCTRは高くなります。

②サイドレクタングル&記事下ダブルレクタングル

記事サンプル02

レクタングルを横に2つ並べて配置することを、ダブルレクタングルと呼ぶらしいのですが、こうすることでCTRが上がるようです。

③サイドレクタングル&記事下ダブルレクタングル&関連記事下ダブルレクタングル

記事サンプル03

強気の配置です。CTRの高いと言われるダブルレクタングルを2回使います。Adsenseは3枚までなので別の広告都の契約が必要です。

ニュースサイトなどでよく見ますが、個人のサイトではやややり過ぎ感があるかもしれません。

サイト開設後は①か②でCTRの高い方を採用しつつ、充分な読者がついたら③に移行するのがオススメです。

注意!ダブルレクタングルとレスポンシブWEBデザイン

記事サンプルs

CTRが高いと言われるダブルレクタングルですが、レスポンシブWEBデザインを採用したテーマの場合は、Adsenseの利用規約に引っかかりますので、使用はできません。

レスポンシブWEBデザインにした場合は、画面幅が縮まると上図のように広告が縦に並びますが、Adsenseではスマホ上の1画面2広告あることは禁じられている為、使用することが出来ないのです。

レスポンシブWEBデザインについてはこちらでどうぞ

 

ちょっとした工夫でCTRアップ!

AdSense同士の距離を適度に離す

AdSense同士の距離が近すぎると、それぞれがクリックを奪い合うため、トータルのCTRは下がる傾向にあります。設置できる数も限りがあるため適度に離れた位置に設置しましょう。

サイドバーのレクタングルの上に小さなコンテンツを置く

サイドバーの一番上にAdSenseがあるよりも、コンテンツに挟まれている方がCTRが微妙にあがる傾向にあります。よりサイトに溶け込んで見える為でしょうか。

記事の下より記事の上にAdSenseがある方がCTRが高い

ただし、ファンの少ないサイトでは、記事上のAdSenseが直帰率の増加に繋がる場合があります。最初のうちは記事の下が無難でしょう。

ヘッダー・フッターのAdSenseはクリック率が低い

フッターはともかくヘッダーのAdSenseは目立ち、CTRが高いように思われますが、逆に目立ちすぎるためかCTRは低い事が多い傾向にあります。

また、AdSenseはソース上の上部から単価の高い広告が選ばれるため、CTRの低いヘッダーにAdSenseを設置することは非常にもったいないです。どうしても何か設置したければ、AdSense以外の広告にした方がよいでしょう。

まとめ

これらの傾向は当然全てのサイトに当てはまるわけではありません。サイトのコンテンツや形式によって適切な位置は変わってきます。

大切なことは、貼り付ける場所で収益に大きな違いが生まれることを認識すること、そしてトライアンドエラーし続けることだと思います。

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